安全に車に乗るためには整備が大切

■整備が出費につながるのは本当？

車はお金がかかるものと認識している人が多いでしょう。
確かに購入して終わりではなく、ほとんど乗らなくても税金や車検、保険料などが発生します。
さらに、安全に運行するためには、定期的な整備も必要でしょう。
整備に関しては"お金がもったいない" "故障してから修理すれば良い" などと考えている人が多いですが、
実は整備をすると節約に直結します。
お金を支払いする時点では出費になりますが、
長い目で見れば故障を予防することにつながり、結果として費用対効果が良くなります。
特に10年などと長期的に乗ることを前提としているなら、
適切な時期に整備をしておいたほうが、将来における維持費や修理費を大幅に抑えられるでしょう。

■人間ドックや健康診断に該当するもの

車検はよく人間ドックや健康診断に例えられ、これは車体全体のチェックをするからです。
ここで不具合があれば整備をし、安全に走行できるようにします。
海外では点検整備は自主的にするものという認識が広まっていますが、日本においてはプロに依頼するのが一般的な考え方です。
車に詳しくない人が多く、また整備や修理を自分でするのは面倒と考える人が多いため、車検制度が現在でも根強く残っているわけです。